文化・芸術

そごう美術館「ルデゥーテのバラ図譜」

気まぐれに、そごう美術館に行った。ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ(1759〜1840)によって制作された美しいバラの版画。っても線ではなく点の集合で陰影をあらわす「点刻彫版法」とかいう多色刷りの銅版画。これがまた、すごく精密かつグラデーションが美しい。バラって、こんなに種類があったのか。花びら一枚一枚、刺の一つ一つまで丁寧に描かれている。よく考えたら下に書いてあった文字も手書きなんだよな〜筆記体がまた優美に溢れていた。もうバラの香りが漂ってくる。あれ、本当にバラの香り?何故かチェンバロも見られる。特に興味もなく観に行ったけど、手間が恐ろしくかかるために一時は衰退したらしい、この芸術に圧倒された。時々、虫眼鏡が置いてあって細かい所を見られる配慮は素晴らしい。一枚に一体どのぐらいの時間がかかったのだろうか。繊細すぎて溜め息が出ちゃう!!

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手塚治虫展に行く

今年は手塚治虫生誕80周年ということもあって江戸東京博物館で手塚治虫展が行われている。手塚ファンの俺は早速行って来た。手塚治虫の作品を紹介しつつ、生涯を8ミリ・ビデオや愛用品など展示して人間としての手塚治虫の実像に迫っていた。ジャンル分けや展示の仕方も凝っていて素晴らしい企画だった。手塚治虫の生原稿は修正・切り貼りの嵐。人物も背景も描き込みぎっしり。細かい線がびっしり。小さい原稿でも細かいコマ割。それでいてキレイなペンタッチ。アニメーターとしての紹介もあり興味深かった。すごい情熱が伝わって来た。それだけに死後のAVEXやハリウッドによる改悪が悲しい。
浦沢直樹の「プルートゥ」も原稿展示されていたが…彼の原稿に限らず今の漫画はコマが大きく全体的に白い。それにも理由があるのは理解できるが、アニメも漫画も退化しているような気がしてならない。やはりコンピューターは人をダメにするのか?手塚治虫の凄さを再確認する一方で「萌え」ばかり強調される現代のオタク文化に危機感を覚えた。アイドル・芸人中心のドラマ・映画を非難出来ないよな…。どの分野も滅びつつあるのか…。色々と考えさせられるイベントだった。

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ミュージカル「アンデルセン」再び

以前にも見た事のある劇団四季のミュージカル「アンデルセン」を再び見ることが出来た。勿論キャストは変わっているが、素晴らしい内容はそのまま。デンマークの靴屋・アンデルセンがオーデンを追い出されてコペンハーゲンで童話作家として成功をつかむ物語。フランク・レッサーの親しみやすい曲、素敵な歌とダンス…そしてバレエも見られる。才能ある人達が本当に努力して作り上げた一つの舞台。細かい所にも気を配り、華麗に豪華に。躍動感溢れる動き・妥協を許さない演出。こんなものを「やり直しなし」で一気に演じてしまうなんて…信じられない。ここにはコンピュータによる3D合成も編集もない。小物の一つに至るまで全てが本物なのだ。少し前まで当たり前だったことにさえ、今は贅沢なことなのだ。終わった後、溢れる感動を止める事は出来なかった!!

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君も松岡由貴と握手だ!!

Front
って、師匠すみません。
というわけで、我が愛しの姫君が朗読劇に出演するとのことで行って参りました。ちょっと生演奏はしょぼい。特に三味線は素人か。面白かったけど「ノーム」は演出に問題ありか。朗読の方はなかなか。やっぱり主催者の島岡氏は激うまい。しかし、松岡さんも負けてはいない。美しい声で朗読。聴いてるのはオタorz。夕鶴では「つう」役で切ない感情を素晴らしい演技で披露。ご本人も最高に美しかったです。昼の部終了後、松岡さんにだけ花束が用意されていないという信じられない事態が。用意しなかったオレを許して。でも、あげた三人は劇団の関係者で、目で合図してた。この行いに対し激怒、オレは夜の部のために花束を用意。終了後、無事に渡せました。恥ずかしかったけど、松岡さんに二度も恥をかかせるわけにいかんだろうよ。最前列のお前、用意してるなら渡せ!!
場所はティアラこうとう。交通費いらないのか。
あまりアニメのイベントには行かないから、これが見納めかもしれないな。そう思うと「さよなら…よひょう」という悲しげな最後の台詞に撃沈です。号泣しながら帰路についたのだった。

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