ココロさん

BlogPet

My Pixiv

  • pixiv

にほんブログ村

  • にほんブログ村

マイ・ホームページ

2016年6月28日 (火)

山田太一〜ありふれた奇跡

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村フジテレビ開局50周年記念ドラマ第2弾 木曜劇場・ありふれた奇跡』。山田太一が脚本ということで日本映画専門チャンネルで見た。ある中年・藤本の自殺を食い止めた若い男女・翔太と加奈。それをきっかけに彼らは恋仲になっていくが、いつの間にか家族を巻き込んで対立する。更に加奈には秘密があって…。



素晴らしい、さすが山田太一。無駄のない伏線、一言一言の台詞が登場人物の気持ちをよく表現している。それぞれの登場人物にも色々な問題があって、家族皆が最後はそれを乗り越えて行くラストは涙無くしてみれない。大傑作である。


ということは分かるんだが。このところ連続して山田太一のドラマ見てるせいか、少し飽きてきた。何せ、「男たちの旅路」以外はどれも不倫ネタか夫婦喧嘩を突っ込んである。ああ「キルトの家」は違ったか。いっつも頭の悪そうなアニメ見てると大人のドラマがきつい。とはいえ、
翔太と加奈の恋愛が何か中学生みたいで。こんなんでいいんだ。ま、恋愛に不慣れな男女という設定ならいいだろうけど。というか山田太一が爺さんだから、恋愛を初々しく書き過ぎてるんじゃなかろうか。今時のアニメ中高生でも、こんな純情じゃないよな。非の打ち所ない。役者もいいし、演出も、音楽もいい。でも何だろうね。翔太が最後、会社の同僚を思って祖父に口答えするシーンは圧巻。加奈も赤ちゃんを普通に見る事が出来て、藤本も「一人じゃない」事を実感して終る。


合わないのか。そういやゴジラも全作見たが、大して面白いと思わなかった。「男たちの旅路」は本当に好きだ。でも、それ以外のは合わないのかな…。どれも素晴らしいけど、好きではないような気がする。多分、共感できる土台がないんだね…。

2016年5月20日 (金)

「夕暮れて」

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村日本映画専門チャンネルで再放送された山田太一脚本の「夕暮れて」。真面目なサラリーマンの夫が家を購入したばかりなのに、通勤苦を理由に会社近くのアパートに平日だけ住むと言い出す。そんな時、残された妻は同窓会で昔デートした男性と再会し、肉体関係のない付き合いを始める…。

岸恵子か〜懐かしいですな。誰も悪い事をしてないのに後ろめたい感じがいい。確かに奥さんって結婚したら他の男性と話もできないような部分があったりしましたな。「シャツの店」「チロルの挽歌」みたいに冷たくされた奥さんが出て行くというのは山田太一の王道なのかしらん。「夕暮れて」では出て行きはしなかったけど……。このまま歳を取ってドキドキする事もなくなるのは寂しいっていう気持ちは分かりますな。米倉斉加年のねっとりした演技がいいっ。最近ああいう演技する人いなくなったよなぁ。人妻の葛藤がすごくよく表現されまくってる。ま、ちょっとやそっとじゃ書けない脚本だよねぇ。

キルトの家

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村日本映画専門チャンネルで再放送された山田太一脚本のドラマ「キルトの家」。新しく団地にやってきた若い夫婦、年寄りの集まりにうんざりしていたが、ある事をきっかけにして集いの場所であるキルトの家に足を運ぶようになった。溶け込んでいく二人だが…。

杏という役者は苦手だ。渡辺謙が割と好きだからかな。変人がまた山崎努って「早春スケッチブック」と同じだね。一人暮らしのお年寄りの寂しさと東北大震災の二つがテーマになっている。まぁ命の儚さではなく、変わりゆく日常を描いているのかなぁ。余貴美子、可愛い〜。

2016年3月 9日 (水)

火の山のマリア〜グアテマラ映画(ネタバレあり)

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

神保町に行ったので、何の予備知識もなしに岩波ホールへ。何だ、この映画「火の山のマリア」は。ホドロフスキー監督のおかげで慣れ親しんだ南米の匂いが。しかし、これスペイン語じゃないよな。女の子がお洒落するところから始まる。で、豚に交尾させようとする。この冒頭の交尾がこの映画の主題だった。娘の身繕いを母親が全部やるとか、何度も乾杯するとか、文化の違いを感じた。しかしながら、所詮は人間のやる事は太古の大昔からセックスと決まってる。婚約しているっていうのに、チャラ男に騙されて懐妊、挙げ句にスペイン語が分からないばかりに赤ん坊を勝手に売り飛ばされる。まぁ、最後はどっかの男に嫁ぐところで終わる。
マヤ文明の繁栄したグアテマラの先住民か。全体のリズムがゆったりしていて、遠くに歩いていくシーンまで映している。今でも、こんな生活しているのか?ひぇ。まともに暮らせないもんだからアメリカに行こうとしている連中も多いらしい。しかし、勝手に妊娠してるのに親は怒りもしない。しかも堕胎させようとジャンプさせる、妊婦は蛇を追い払えると信じてたり、どんだけ文明レベルが低いんだ……。こんな人達には「ラブライブ!」みたいな萌えアニメ見せたら発狂しそうだな(笑)。ホドロフスキー監督のおかげで南米には相当に親近感あるから、ある程度は楽しめた。が、やっぱり「プリキュア」でも見た方がいいよなぁ。俺ら最先端の文明人からするとお互い宇宙人みたいな存在なんだろう。
岩波ホールの女性スタッフって、いつも本当に愛想ないっつーか無愛想っていうか(同じ)。嫌な雰囲気なんだよな。公務員みたいでさぁ。そういえば、主人公のマリアもほとんど笑わない。婚約の時に少し頬笑んだくらい。笑わない女性は可愛くない。あれ、アカデミー賞にエントリーしただけで受賞したわけじゃないだろ、紛らわしいわ。何が傑作だ。
悪い事言わないから見ないで「ガールズ&パンツァー」でも観に行った方がいいよ。

2016年3月 7日 (月)

早春スケッチブック(1983)

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

「早春スケッチブック」を見た。何せ昔見たはずの映画も見たことさえ思い出せないので記録として書いておく。「本当に見たいものだけはTVを許可する」と親に言われてアニメしか見て来なかった青春時代。山田太一好きだったのに諦めていた。あれから30年も経って「シャツの店」も見た。
再婚同士の家庭の息子に本当の父親が現れる。余命短い彼はサラリーマンを「何の面白みもない奴ら」と否定し、息子も周りも影響を受けて行く。だが、優しい息子が育った家庭を見て、自分の独りよがりを自覚する。一方で「魅力ない」と言われたサラリーマン父も自分の殻を破ろうとしていく。そんなドラマ。
鶴見辰吾、高校生なのに演技力あって驚いた。山崎力演じる沢田という滅茶苦茶なカメラマン。俺はモテないが、考え方は似ている。多分、何かしら創作する人間なら共感するんじゃないか。自分は特別な人間で、他を見下す。そういう人達も大勢見て来た。でも、この物語の結末どおり実際のところ大した人間じゃなかったりするんだよな。だから葛藤するわけで。沢田が治療も受けずに死ぬ事を決意する、「それぐらいしないと」という気持ちも分かる。俺の場合は真面目サラリーマンをしつつ、沢田のような考えを持っていた。本当は真面目サラリーマンの望月父だって働きたくはないんだよ。家庭を守る為に戦ってるんだ。それを見下しちゃいけない。
と、まぁ考えさせてくれる上にドラマとして面白い。ずるいっすね、山田太一先生。しかも登場人物に無駄が無い。まさか不良少女にも重要な役割があったとは。すごい伏線だわ。確かに学歴社会、一流の人達との付き合い、ブランドグッズ……そういうのが幅をきかす世の中だ。何を間違ったのか、育ちのよい俺もオタク趣味、音楽趣味を通じて、ボロカスみたいな人間とも知り合うようになった。だから、このドラマも分かる。本当の意味で理解できる。放送当時見ても理解できなかっただろう。それに大半の人達も物語は理解できても、真意とかは理解できないだろうよ。と、また選民意識丸出しで言ってみる。このドラマ、落ちぶれカメラマンは死ねたからこそ格好ついたが、こういう人は長生きした方がつらいんだよね。「俺だけは特別」、惨めなもんだよ。ネット民に多いわwww

2016年2月 4日 (木)

戦場のメリークリスマス

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

見よう見ようと思いながら、30年くらい経ってしまった。またか。断片的にしか情報を得てないまま日本映画専門チャンネルにまたお世話になる。
見終わった感想は難しい。
何だろう、モヤモヤするけれども。
戦場で捕虜と接するうちに芽生える……何?
正直で簡単な感想としては「ヨモイ大尉が純情で可愛い」ってことかな。
変な映画には違いあるまいのに、名作として誉れ高い。ただ長い間廃盤になっていたという話だから、テーマに何らかの問題があったと思われてる可能性がある。
戦争の話になると、「俺の知ってる戦争と違う、間違ってる、捏造だ」と 発狂する連中が多い。うんざりだ。一人ひとり経験が違うだろうに、戦争を美化しようと必死である。そして大切な主題を見失う。
戦争は人を狂わせる。狂った結果、ホモになった。そういう見方も出来るわ。一回見ただけじゃ分からない映画なのか。
主役は先頃亡くなったデビッドボウイ演じるセリアズ。彼だけ生い立ちシーンがありイギリスの嫌な寄宿舎伝統が描かれている。
大島渚監督は「世界に共感を得る作品にしたい」と語ったそうな。何を描きたかったのか……戦場における男同士の友情——じゃないよな。オープニングで同性愛の話が出てるから、「愛情」の方か。敵同士でも愛し合える。「ロミオとジュリエット」、なのか?いや、一方的な感じもするけど。この複雑な狂気の感情こそが醍醐味なんだろう。
無理。

2015年12月 5日 (土)

山田太一の脚本による「シャツの店」「チロルの挽歌」

1980-90年代にNHKで放送されたテレビドラマ。先日ケーブルテレビのおかげで見ることができた。どちらも「男たちの旅路」等で有名な脚本家・山田太一の作品。「シャツの店」は奥さんと長男に逃げられた昔ながらのシャツ職人の物語。鶴田浩二主演。
「チロルの挽歌」は奥さんに逃げられた鉄道技術者が北海道へ転勤になったら、そこに男と逃げた嫁さんがいた、という物語。高倉健主演。

どちらも嫁さんに逃げられた男の話。昔ながらの男達が奥さんの逆襲に遭って自分を変えなければいけなくなった寂しい話だ。結末も一緒。1980年は女性台頭の時代。1982年のアニメ・ミンキーモモも「色んな職業の女性に変身」。いよいよ男性の肩身が狭くなってきた時代到来である。とにかく奥さん達は「あなたは黙って威張って大切にしてくれない」と言う。昔の男は軽々しく安っぽい言葉を吐かない。それでも惚れた女の事は大切に思ってる。そんな時代は終わったのだ。山田太一は、そんな時代遅れの男達の悲哀を描いた。

その情けない男達を演じたのは、かつてのヤクザ映画スターの二人。男の中の男と言われた二人だ。鶴田浩二が自分の持ち歌をカラオケで歌うシーンは笑った。なかなか憎い演出だ。そういえば、鶴田浩二の「博打打ち」も先日見たけど、救われない物語だったなぁ。若い山城新伍がよかった。鶴田浩二が特攻隊の生き残りというのは本当に違うらしいが、今は認められているらしい。若い頃から顔が変わってない。

2015年6月16日 (火)

ラブライブ!The School Idol Movieを辛口批評

全くファンじゃないけど、初日に行きたかった。凄い人気で上映館数が少ないのに週末興行成績は土日だけで四億で、「海街diary」を抑えて1位だと。はぁ。

TVアニメは見てたけど、既に完全決着しているアニメをどうするのか気になった。ミンキーモモみたいに過去話という手もありますが。はたまた最初から作り直すのか。
廃校を食い止めるためにスクールアイドルになった穂乃果達。アマチュアアイドルの登竜門、ラブライブで優勝出来れば…。三年生は卒業のため、μ'sは活動停止。その後日談。
既に卒業した3月、アメリカでスクールアイドルを紹介したい、とのことで急遽μ'sは渡米してライブ。帰国後、有名人に。今度はラブライブのイベントを盛り上げるため秋葉原の路上で…そして秋葉ドームにてラストライブに臨む。
「私達、普通の女の子になります」
μ'sはキャンディーズ、そしてプロのアイドルになったライバルのアライズは、ずっと活動したピンクレディーか。存続か解散か、苦しい判断を迫られるリーダー・穂乃果。アメリカで会ったストリートミュージシャンに励まされて「スクールアイドル」としての役割を全うすることを決意した。2度と来ない、美しく若い青春のエネルギーを爆発させてμ'sは燃え尽きる!9人が一体となった可愛い歌と躍動感のダンスシーンがミュージカル風に挿入されて華やかな演出。また個性溢れる9人の愛らしさが、これでもかッとアップで迫ってくる。お互いを深く思いやる台詞。期待と不安の葛藤に揺れ動く一言一言の台詞。そして、音ノ木坂学院は・アイドル研究会は・ラブライブは続いて行く…ずっと!こうしてμ'sは伝説となった。
と、まぁ。最高に絵も可愛いし、声優さん達も慣れてきて上手くなりましたね。新田さん、主役として頑張ってました。しかし最近の声優さんは雑魚のアイドルよりも遥かに可愛いよな。音楽もなかなか良かったです(ロッカーだったのか、どおりで)。
ところでイオンシネマに見に行ったら昼休み(13:30時点で)らしくグッズコーナーが閉まってたんだけど。何これ。あとパンフレット、あらすじぐらい書けよ。
基本的に物語というよりは長いミュージック・ビデオとして鑑賞するのが正解だと思う。

2015年5月14日 (木)

まれ・どS刑事ーーを見る

久しぶりにアニメじゃないドラマ見てみる。

NHK連続小説「まれ」…うぁ。酷いね。能登が嫌いになりそう。頭が要入院レベルの主人公が横浜に来る(来んな)。役者も酷いが、演出とか衣装とか脚本(言葉遣い含む)とか、小学生レベルなんですが。漫画的表現は漫画だから許されるんだよ。すごい不愉快番組。ここまで非常識な番組、よく作れるな。
日テレ「どS刑事」…こちらはAKBじゃない役者の多部さんが主役なので、演技力はまず及第点。アニメ同様にジャニーズ等が入り込んでる。別に「どS」というほどではないし、そこまで捻った内容でもないが、普通に見れるレベル。人気小説のドラマ化なので、基本はしっかりしてる感じ。ムチ振り回すのはキャラ立てとしてオーケー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「軍師官兵衛」は見てたけど、久しぶりにアニメ以外で、まともにテレビドラマ見た気がする。アニメ見てる時には感じない違和感。実写でアニメ(漫画)的演出は矢張り妙である。演技も大袈裟。押し掛け女房的な萌えアニメ・異世界SFアニメとかの方が余程、登場人物に常識があるわ。一般人は絵柄で見るのを拒否しそうだけど、そういうの抜きにすると改めてアニメの面白さ実感した(全部のアニメが面白いというわけじゃないから)。世間一般では(実写>アニメ)となってますが、国際的に(実写<アニメ)なのが納得。「どS刑事」以外だと主役がAKBとジャニタレで論外か。とはいえ、日本のテレビドラマもお遊戯みたいな番組でなく、しっかりした作品作れたらいいですね。今は才能よりも事なかれ主義が大事だしな。アイドル蔓延しすぎて職人が減った?

2015年4月 4日 (土)

千年女優を見た

今敏が今剛の実弟と今更知って衝撃。マジか。似た名前だと思っていたけど。

かつての大女優、藤原千代子は既に引退して久しい。そんな千代子に心酔した映像プロダクションの立花が取材にやってきて、ドキュメンタリーを撮るのだが…。手渡した1つの鍵は千代子にとって、とても大事な物だった。
現在と過去をシームレスに行き来、過去のイメージもどんどん変わっていく。意外にテンポの速い展開ではあるが、千代子の一途な想いが切れ目なく続いていくのを表現するには適していたように思う。突飛に思える千代子の行動も全ては「あの人」のため。その「鍵」がある限り千代子の想いは永遠なのだ。一方で千代子の大ファンである立花も単なる傍観者ではなく、もう一人の千代子として描かれている。ある意味で彼こそが千代子に必要な人物だったのかもしれない。老化という女性の美の大敵を前に鍵を失った千代子は全てから逃げ出してしまう。しかしながら、最後の一言が彼女の強さ・そして充実した人生だった事を伺わせて物語は終わる。
演出・音楽・脚本といった部分に目がいきがちだが、忘れてはならないのは千代子を演じた3人の声優の熱演だ。昨今ではアニメ映画に声優が起用される事は少なくなったが、この2001年にはかろうじて達成された。折笠富美子・小山茉美・荘司美代子がそれぞれの年代の千代子を生き生きと演じている。お三方の名演技で、この映画は名作入りしたと言えよう。どんなに絵がキレイで話も演出も良くても最後は出演者だ。瑞々しい若さを存分に発揮した折笠富美子、徐々に老けていく不安な気持ちを溜め息1つにまで上手く表現した小山茉美、老いていきながらも心の若さを失わない清楚な雰囲気を醸し出した荘司美代子。また千代子への憧れを抑え、抑えきれない(笑)絶妙な演技は流石の飯塚昭三氏。これからもアニメ映画には声優起用が必須条件である事を実感させられた一本でもある。
もう少し個人的な感想を述べさせて頂くと、どうにも千代子の気持ちが分かりすぎて辛かった。いや、そんな恋はしてませんが(笑)。一瞬で永遠の恋に落ちる事もある。あの鍵は、若さ(情熱)への鍵なんだろうか。今では老けた(老けゆく)女性を描くのは難しい時代だ。その点もうまい。そして、今敏はその才能故に早世した。wiki見たら「未来世紀ブラジル」のファンだったらしい。オレも大好きな映画だった。なるほど、分かるな。この演出に抵抗感がなかったのは、そのせいか。このアニメ、分かりにくいのは間違いない。ただ、こういう映画を作れる人間が早世したのは、近藤喜文同様にアニメ界の損失として大き過ぎる。

より以前の記事一覧