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2014年5月 5日 (月)

ゴジラ映画

「ゴジラ」「ゴジラの逆襲」「キングコング対ゴジラ」「モスラ対ゴジラ」「地球最大の決戦」「怪獣大戦争」「怪獣総進撃」「ゴジラ・ミニラ・ガバラ怪獣大進撃」「ゴジラ対ガイガン」「ゴジラ対ヘドラ」を見ました。

人気のあるゴジラだから期待しすぎたのかもしれません。実際、見たところ子供騙しの映画ばかりでした。ウルトラマン・セブンのような深さはなく怪獣同士を戦わせる極めて単純な物語で心底がっかりしました。既に二作目の「ゴジラの逆襲」で怪獣同士を戦わせるというコンセプトが完成して以来、人間の玩具みたいな扱いじゃないですか。ひどいね。キングギドラをリンチしたり、都合良く宇宙人や地球人に操られる怪獣達。怪獣ランドじゃねーっつの。ゴジラも、かなりふざけてる。プロデューサーの田中友幸氏が必死に守ろうとしたイメージも脆く崩される。ネットで見ると、60-70年代ゴジラは実は割と評判は良くないらしい。1984年からのゴジラの方が評価は高いみたいだ。ここらへんは今月からスタート。一応見てみるか?

「エルトポ」のホドロフスキー来日

新聞見て驚いた。ホドロフスキー監督が来日したんだって!?23年振りの新作「リアリティのダンス」公開記念らしい。まさか。神が降臨したというのか!ホドロフスキー監督の「エルトポ」を見たのは30年近く前の話。夕張ファンタスティック映画祭で公開されたフィルムが流れてきたのだ。衝撃を受けた。何だ、コレ。全く見た事もない映画。ふくやまけいこの漫画の影響でマイナー映画を見まくっていた頃、偶然に見た。自分では解析できない「何か」。今もって、この芸術性を理解しているとは言い難いものの、単なる残虐な映画ではない事だけは分かった。これは「人間の深層心理にある神聖かつ普遍的な事象の具現化」ではなかろうか。他の「ホーリーマウンテン」「サンタサングレ」「ファンドとリズ」も見た。そして確信した。商業主義とは全く別な芸術としての映画なんだ。実験映画とも違う、独自の信念に基づいて製作されている。この人は普通の人じゃない。神の領域に限りなく近い感覚を持っている。

商業主義にまみれた世界で生きている自分。誰もが金儲けの為に働く。自分の夢が実現して金を稼ぐ事を夢見る矮小な世界。そして希望はないのに野望だけは存在する過酷な世界。どうか正しき道に導いて下さい。

2014年3月21日 (金)

拳銃無頼帖 不敵に笑う男

これ三作目か。Necoが放送した順に見たから、これ最後に見た。スタッフはこちら。連続で見たら、どれがどれだか分からなくなった。だって似たような話だし、キャストは同じだし。興味ないなら見るなって言われそうだけど、仕方ないよ。赤木圭一郎がどんな役者だったのか、一度じっくり見てみたかったし。1960年、日活か…。あの頃は飛ぶ鳥を落とす勢いだった日活も今では見る影も無い。今回は早撃ちの竜、という名前です。宍戸ジョーはコルトの謙という役で、これまた憎めない奴。あのニタッて笑う表情が素敵♥ムショに入ってる間に恋人が自殺。竜は真相を突き止めるために、妹を助けるために奔走する。またしても(笑)暴力団とヤクザの話です。そういうシリーズなんだから仕方ないって。いっつもアニメとSFしか見ない俺には辛い展開ですわ。コルトの謙がまたいい奴すぎる。そういえば宍戸ジョーの映画とか、ブラックジャック以来だ。って、未だになんで宍戸ジョーがブラックジャック演じたのか謎だ。吉永小百合も出てる。普通にヤクザの妹・女かい!いやー怖いな。実際、カタギの人達が少な過ぎ。

全くといっていいほど、理解できかねる世界。トニーの魅力についても残念だが、余り理解出来ず。宍戸錠の魅力を知ったが。とはいえ、近年急激にレベルの落ちつつあるドラマやアニメを考えると、この時代の気合いが入った姿勢は目を見張る物がある。自分の好みではないが、これはこれで素晴らしい映画なんだな。

拳銃無頼帖 明日なき男

チャンネール・Neco♪ということで第4弾。続編かと思ったら、全然違うのな。スタッフはこちら。って、見る順番違ったか。赤木圭一郎の主演映画。宍戸ジョーも出てくるし、あれ。キャストが同じだけど違う世界?なかなか面白い作り方。手塚治虫のスターシステムみたいだよ。抜き撃ちの竜はカタギになろうとしていたが、ライバルのコルトのジョーが死にそうと聞いて岐阜へ…しかし、それは罠だった!刑務所でジョーと再会した竜。

パナソニックのボロいレコーダーのせいでラスト見られずヽ(`Д´)ノ。おや、リンク先のストーリー、ピアノのお嬢さんが有村の娘になってるな。妹じゃなかった?まぁネットの情報は結構いい加減だからな。今回も宍戸ジョーはいい味出してます。赤木圭一郎は今はいないタイプの色男やな。物語は暴力団の麻薬と金の話で、俺にはついていけない系。でも悪くないですな。

連合艦隊司令官 山本五十六

1968年の東宝映画。ケーブルテレビでやってた戦争映画特集もこれで最後。スタッフはこちら。ウィキもそんなに正確じゃないがな。日独伊同盟に反対していた海軍次官→司令官の山本五十六ではあったが、血気にはやる陸軍の影響で近衛内閣が成立して日独伊軍事同盟が成立し嫌々・渋々ながら米英と戦うことになる苦悩。

この人が三船敏郎か。初めて見た(汗)。邦画なんか見たこと少ないし、子供の頃はテレビも見られず映画も連れて行ってもらえず無知のまま。知らなくても死なないが。どっしりとした器の大きな男を演じるにはぴったりのイメージだね。冒頭の小舟に乗ってるシーンだけが、ほのぼのしているが、その後は苦虫かみつぶしたような展開だから終始厳しい表情だ。大きな戦果をあげても喜ばない。実際、早期講和を求めて奇襲作戦とか成功させたのに軍部を調子に乗せただけで本人の意図とは別な方向にいってしまったのだ。
ゴジラの芹沢博士とか加山雄三、佐藤充、藤田進…などなど東宝映画にお馴染みの顔ぶれも登場。ウルトラマンの黒部進も出演。特撮は円谷英二。って、この真珠湾攻撃シーンはまたしても「太平洋の嵐」とかの流用ですか。いいけど。ガダルカナルの置き去りにされた陸軍のシーンは悲惨。今まで映画は海軍中心だったからな。今回も海軍中心だけど、陸軍の確執から、このシーンも描かれているようだ。山本五十六の戦争終結を熱望する焦りが三船の演技から感じられ、また同時に一人ひとりの兵隊に対する愛情も、うまく表現しているように思えた。色々と勉強になった…。

拳銃無頼帖・抜き打ちの竜

だんだんスタッフとか書き写すのが苦痛になってきので、こちらをご覧下さい。そんなわけで知り合いが赤木圭一郎の大ファンで、どんな人が知りたくなって見てみた。日活、1960年の映画。麻薬中毒から立ち直った拳銃使いの竜二、「抜き撃ちの竜」と恐れられる。そんな稼業から足を洗おうとするのだが…。

なかなかキザな、いい男。ただ映画見終わったら顔は覚えてられなかった。ライバルの銀(宍戸錠)の方が印象深かったからか。俺としては銀のニタッと笑う顔が好印象(笑)。映画としては麻薬を巡るヤクザっぽい話で、俺にはとても付いて行けない展開。全く面白さが…わからない。今まで見てきた映画とかドラマとかと余りにも掛け離れているので、ね。

2014年3月17日 (月)

ゴジラ 1954年東宝映画

いつか見ようと思ってたら40年経っちゃった。ひでぇ。さて。言わずと知れた怪獣映画の元祖ですが、今まで一作も見た事ありませんでした。このところ東宝戦争映画を見ていた影響で見ることにしました。

度重なる水爆実験の影響で地上に現れた恐竜の生き残りゴジラ。どんな攻撃にも耐える凄まじい生命力に成す術もない人類。その時、芹沢博士の秘密兵器沖氏ジェン・デストロイヤーが唯一の武器と知った山根博士の娘は何とか説得する。
これが、ゴジラか!雰囲気自体は東宝戦争映画と同じだ。戦争映画で培ったノウハウをうまく使ってリアリティのある怪獣を作り出したのだろう。よく分からないがウルトラマンとかとは違う迫力がある。水爆実験に対する批判もあり、深い作品だ。緊迫感のある演出はすごい。破壊される東京、ゴジラの吐く不気味なガス、一度見たら忘れられないシーン。こりゃヒットする。
うちにあったゴジラの人形。思い出した。あれ、隣りのお兄ちゃんが引越する時にもらったんだ!

2014年3月16日 (日)

復活の日 角川映画・1980年

ケーブルテレビでやってたので見た。直前に昔録音したカセットにテーマソングが入っていたので。実は初めて見た。いつか見たいと思って34年経ったよ…ひぇ。角川が唯一本気で作ったっぽい映画らしい。余りに制作費がかかったために赤字になってしまい、以降はお手軽な路線になったとか。

生物兵器が盗まれて、事故でウィルスがバラまかれた。南極は唯一その難から逃れたのだが…今度は核兵器攻撃の危機が迫る。地質学者の吉住はその危機を阻止するためにアメリカに向かう。果たして間に合うのか。そして、愛するマリトの元に帰れるのか。
「火の鳥」で久々に草刈正雄見たけど、いい男だよ。しかし、いい男の前に「役者」である事が今のアイドルが主演の映画と違うところだ。俺からすると、この日本語と英語が交じり合う映画は割とすんなり見られる。
さて。小松左京大先生の大作が原作です。実に面白い内容でした。分かりやすい演出だし脚本もよかった。「ライフ・イズ・ビューティフル」とか。俳優陣も実力派が多く、安心して見られた。ロバート・ボーンが出てるよ…。音楽もいいし、全体的なバランスは取れてるし、迫力あるし。普通に良かったと思う。どっかの批評家がワースト・ワンに選んだらしいけど。いやいや、この日本映画のやる気は大事でしょう。ジャニス・イアンの曲が最高にいいね。それだけで感動するだろJK。草刈正雄がハーフだってこと、久しぶりに思い出した。人類滅亡の危機でも好きじゃない男の子供を生まされるのは勘弁してほしい。

翼の凱歌 東宝映画・1940年

いよいよ戦争映画特集も大詰めです。こちらは戦争中の映画。陸軍航空隊の協力も得て製作されている。監督は山本薩夫。出演は岡譲二、入江たか子、月田一郎ほか。幼い頃に飛行機乗りだった父を亡くした義兄弟は亡き母の遺志どおり、飛行機乗りになる。しかし弟は試験飛行で事故を起こしてしまい、自暴自棄になってしまった兄は今度は自分が試験飛行に出て、事故の原因を突き止める。そして二人は勇ましく戦地へ向かう。戦闘機・隼も登場。かなりPRされている。

冒頭の良妻賢母的な後家さんが美しい。少年達の話し方に時代を感じる。鉄腕アトムみたいだ。戦争中の映画なので戦争賛美という感じではあるけれども、そんなに気にならない。妹や恋人も出てきて和やか。兄弟が頼もしく敵機を撃墜するシーンは爽快感がある。本物のボーイングらしいよ…。弟のふてくされた演技は見所。戦闘機が見所という人がいるくらい、戦闘機が出てくるね。

2014年3月15日 (土)

人間魚雷回天 1955年新東宝映画 

監督は松林宗恵。元隊員の手記を元にした戦争映画。これが戦争なのか。いや、ここまできたら戦争でもないんでもない。誰が敵だ!?日本人の敵は日本人だったんじゃないのか。こんな人間魚雷・特攻兵機に人を…学徒を乗せて体当たりさせたなんて…信じたくない。が、現実にこれは行われた作戦なのだ。岡田英次/木村功/宇津井健/高原駿雄が出演。先日亡くなった宇津井健は村瀬という死んだ筈の隊員を演じていた。猛特訓を重ねていた隊員達だが、未来のない現実に押しつぶされそうになっていた。岡田英次演じる朝倉少尉は、古参水兵が実は大学の先輩と知り、最後に語り合う。そして…。

こんな作戦を大勢の人間が賛同して命令して実行していたなんて、本当に狂っている。ここまでして勝ちたいか。絶対に生き残れない悲劇。この事を忘れさせないための映画。こんな悲劇を2度と繰り返してはいけない。こんな作戦立てた奴らや命令出した連中が戦後に生き残っていたかと思うと腹立たしい。

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